あさって(21日)投開票 目黒区長選挙 終盤戦の訴えは?/April 21, Election for Mayor of Meguro Ward

Поделиться
HTML-код
  • Опубликовано: 18 апр 2024
  • 現職と新人4人が立候補している目黒区長選挙はあさって(21日)投開票です。選挙戦は終盤を迎える中、5人の候補はきょう(19日)も激しい舌戦を繰り広げています。
    立候補の届け出があったのは、いずれも無所属で
    ▼新人の伊藤悠さん、
    ▼現職の青木英二さん、
    ▼新人の河野陽子さん、
    ▼新人の瀧下隆行さん、
    ▼新人の西崎翔さん、の5人です。
    伊藤悠氏:「東京都政、結構大きな社会課題に取り組んだと思っている。私が都議として小池知事とともに待機児童500人も600人も目黒にいましたがこれをゼロにしました」
    地域政党・都民ファーストの会と国民民主党が推薦する伊藤悠さん。都議会議員として進めてきた実績を前面に押し出す選挙戦を展開し、小池知事との連携が区民に評価されていると実感しているようです。
    伊藤悠氏:「小池知事と進めてきた取り組みの理解を日常活動のなかでいただいているので(中略)有権者のみなさんは日常の都議会での仕事ぶりをよく見ているという実感がある。」
    青木英二氏:「この4年間、コロナに明け、コロナに暮れる4年間でしたけれども、目黒区は23区でもダントツのスピードでワクチン接種を進めることができました。」
    現職の青木英二さんは、新型コロナ対策や防犯の取り組みなど5期20年で築き上げた実績をアピールしています。政党からの支援を受けない今回の選挙戦では地元をくまなく練り歩き、支持固めを狙います。
    青木英二氏:「身を切る改革で退職金を全額返納する、そういった目黒のための最後の大仕事をこの2日間、全力で頑張っていきたいと思っている」
    河野陽子氏:「いまこそ新しいリーダーを作り、新しい時代にふさわしい目黒区を作っていかなければならない。新しい女性の視点で目黒区を前に進めていきたい。」
    自民党が推薦する河野陽子さん。区議会議員を3期務める中で培った、区民の目線に立つ女性初の目黒区長を目指すと繰り返し訴えるとともに、党の「裏金問題」からの信頼回復を図っています。
    河野陽子氏:「目黒区政として考えるとしっかりと進めていかないといけない。逆風については感じるところもありますが、丁寧にご説明をし、ご理解をいただく努力をしている」
    瀧下隆行氏:「住民税の減税によって目黒区民の方が手取り収入アップを実現する。そのために立候補しました」
    IT企業に勤める会社員の瀧下隆行さんは目黒区を「経済成長のけん引役にする」と掲げ、選挙戦を通して自らの減税政策が浸透してきたと手ごたえを感じています。
    瀧下隆行氏:「わたし、全て初めてのことなので分からないなりにやってきました。」「訴えていることが住民税減税なのでそれに期待されている表情の方はいらっしゃった。」
    西崎翔氏:「古い政治ときっぱりと決別をしていく。指示待ち命令待ち横並びではない一歩踏み出した区政を皆さまと共に作っていきたい。」
    立憲民主党が推薦し、共産党や社民党が支持する元都議会議員の西崎翔さん。「野党共闘」による区政の刷新を連日、訴え、区民の反応を通じて改めて「今の政治からの脱却が求められている」と語ります。
    西崎翔氏:「変化を求める新しい区政を求める方々が非常に多くいるということは実感として感じているので、これをしっかりと形に変えられるように引き続き頑張りたい」
    /////
    過去最多の立候補者数となり激戦となっている目黒区長選挙、改めて各候補への、各党の支援の構図をみていきます。
    伊藤さんを地域政党の都民ファーストの会と国民民主党が推薦、河野さんを自民党が推薦西崎さんを立憲民主党が推薦・共産党や社民党が支持しています。そして現職の青木さんには政党の推薦はなく、地元商店会などが応援、瀧下さんも政党の推薦はありません。取材をしているとやはり、「裏金問題」が続く中、無党派層や保守層をどう獲得していくかや、野党共闘が効果を発揮するのかが今回のポイントとなりそうです。そんな選挙戦をめぐり、終盤戦でも各陣営が注目しているのは「公明党」の動向です。今週月曜(15日)にもお伝えしたとおり、公明党は目黒区で1万票以上もの票をもつと想定されています。
    こちらは4年前の区長選挙の結果なんですが、当選した人の得票数は3万票あまりとなっていて、前回と同様の投票率であれば公明党票の1万票が大きな影響を及ぼす可能性があります。今回の選挙戦で小池知事は告示日から応援演説で公明党との連携をアピールしています。
    その狙いについてきょう(19日)の定例会見で聞きました。
    「街頭演説で知事は公明党について触れていたと思います。どういった思いでお話したのか教えてください。」
    小池知事:「選挙で」「子育ての面でもっと環境を整えるという意味で、公明党が第二子の保育料無償化ということを都政で進めてきたということなど、それぞれの取り組みについて、実例をあげさせていただいての応援演説だったと思います。」
    こうした説明から公明党の支持者を意識した発言とみられます。舌戦が続く目黒区長選挙はあさって21日投開票です。

Комментарии • 5